日本の伝統衣装|意外と知らない「着物」について

着物について

「着物」と聞くと、何となく格式ばった難しい服装だと感じる人も多いかもしれません。
ですが着物は元々日本に古くから存在する、庶民にも深く根付いてきた文化です。

今回は日本の伝統的な衣装である「着物」について、改めてご紹介していくことにしますね。

着物は日本の民族衣装

着物は日本の民族衣装

着物は、日本人が古来から着用してきた民族衣装です。
古墳時代にも着物を着ていたという記録が残っていますので、少なくとも2000年以上にもわたって親しまれている服装ということになります。

昔は「着物」という言葉はなかった

「着物」は衣服と同じような意味の言葉なので、元々は現代で言うところの「和服」を意味する言葉ではありませんでした。

明治時代ごろに西洋の文化が日本に浸透してきた時に、洋服と分ける意味で「和服」という言葉が生まれ、それに伴って「着物」も日本人が着る民族衣装を表すようになったと言われています。

今は「きもの(KIMONO)」という言葉は海外でも使われていて、日本文化を表す代表的な言葉のひとつになっています。

着物は難しくない

現代人にとって着物を着る機会は、成人式や結婚式など特別なイベントに限定されていますよね。
もちろんこうした式典に出る時の着物は、伝統的な方法でしっかりと着付けなければなりませんし、購入する時もある程度の資金が必要になります。

しかし、これはあくまで式典用の衣服の場合です。
平服としての着物も存在していますし、「着物」だからと言って難しく考える必要はありません。

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日常生活でも楽しめる「着物」

実は現代でも、日常生活に着物の文化は生きています。

例えば男性が作業着として着用する「甚平」や「作務衣」は、着物のカテゴリの一つとして広く愛用されていますよね。

女性にとっては「浴衣」も身近なものではないでしょうか。
夏祭りに着用するという人も多いでしょうし、家の中でお風呂上りに着る機会もあるでしょう。

近年はポリエステルなど化学繊維でできていて、非常に扱いやすい着物も販売されています。
こうした素材の着物は、絹のように手入れに気を遣わなくても大丈夫ですし、着用時も正式な着付け方法に従うことなく、自由に着用して問題ありません。

洋服と着物を合わせて着こなすのもオシャレですし、現代だからこそできる自由な発想で着物を楽しむのも良いですね。

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日本の文化を楽しめるお店

兵庫県

兵庫県姫路市周辺で、散策用、お出掛け用の着物をお探しなら、「着物de姫路chouette」がおすすめです。

リーズナブルな価格で販売しているので、気軽に着物を楽しむことができます。

購入した着物はそのまま着用して姫路を観光できるので、旅の思い出作りをしたい方にも是非利用していただきたいです。

【店舗情報】
店舗名: 着物 de 姫路 chouette
住所:兵庫県姫路市二階町79 レウルーラ姫路3階
電話番号: 080-4244-3718
営業時間:10:00~15:00
定休日:不定休
最寄駅: 姫路駅 徒歩8分

まとめ

終戦直後、つまり今から80年くらい前までは、着物は日常的に誰もが着ているものでした。
ご年配の方などはまだ昔の着物を大切にとってあるかもしれません。

もし家の中に着物が眠っているという方は、もう一度着てみてはいかがでしょうか。
日本の伝統衣装である着物の魅力を、今だからこそ改めて感じてみてください。